よくある話

ご無沙汰しておりました。
こんな乱筆乱文・投稿不定期なブログにも見ていただいてる方もおりまして本当に感謝しております。
そんな読者様から相談をいただいたので、ご本人承諾の上こちらで紹介させていただきます。

その方(仮にTさん)は日本に住んでおり恋人はフィリピンに住んでおります。
近い将来、恋人(仮にRさん)と結婚してフィリピンに移住したいと考えておりました。
そんなRさんから『友だちから安い物件を紹介してもらった』と電話があったそうです。
当然Tさんは移住を考えているし、彼女も本気で結婚を考えてくれているんだなぁと喜んでいました。

しかし移住はまだ計画段階で結婚もしていないしRさんの家族とも会っていないし家はまだ早いんじゃないかと思ったそうです…当然です。
Rさんにも家は結婚してからでいいんじゃないかと話すもRさんはこんな良い条件は滅多にないとか
こんなチャンスを逃すのはもったいないとかまるで強引なセールス口調だったそうです。
挙句にあなたは私と結婚したくないの?と泣かれたと思えば、あなたは日本人だから家は買えても
土地は買えないから土地は私の叔父さんの名義になるからお金を振込めとかまたセールス口調(笑)
さすがにTさんもちょっと不安になり今回ご相談をいただきました。
家と土地に関しては以前にもブログでお話させてもらったようにRさんは合っています。
しかしRさんの素性やTさんはまだRさんの家族にも会っていない何よりも大金が絡むことですし
僕も相談を受けた以上責任もあるのでRさんの事を少し調べさせてもらいました。


結果から先にお話しさせていただくとお子さんが二人います。
それはTさんもRさんから聞いていて招致しています。
家族もみなさん健在でスクワッターエリア所謂貧困地区に住んでおります。
しかしRさんの言っていた土地はちゃんとあるものの既に売却済みでした。
更にRさんには恋人もおり家族と一緒に住んでおりました。
結果Rさんは家族ぐるみでTさんを騙そうとしていたんですね。

Tさんには悪い結果になってしまいましたが、早くわかってよかったと言っていただき
勉強代は高くついたけど今度は現地で彼女を探しちゃんと調べてからお付き合いしますと話してくれたので僕もちょっと安心しました。

フィリピンでは貧困のために人を騙す事もあり、欲のために人を騙す事もあります。
でもそれは万国共通だと思うし幸せな家庭を築いている夫婦もたくさん知っています。

つづきます

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